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2022年
11月07日
11月07日
Hassaku, 八朔, はっさく
瀬戸内に浮かぶ島 ー 因島 ー ここが八朔(はっさく)発祥の地。
尾道と今治までの島々を繋ぐ、しまなみ街道があります。
尾道から数えて2本目の橋を渡るとそこが “因島(いんのしま)”
その因島は「村上海賊」の拠点の島でもあります。
村上海賊と八朔
村上海賊は、東南アジアまで勢力を広げていたとか。そこから苗木や果実を持ち帰り、その種から芽が出て花をつけ交配を繰り返して、雑柑と言われるたくさんの種類の柑橘が生まれたそうです。
柑橘類は貴重なビタミン源が豊富に含まれ、村上海賊の海外への航路には欠かせないものだったと思われます。
八朔のお寺
その後、八朔はその昔ペリー提督の黒船来航の嘉永六年(1835年)より七年後の江戸時代(幕末)の頃、当時の田嶋田熊村の浄土寺の境内で珍しい柑橘が発見され、現在から五代前の十五代住職恵徳上人が発見し育てて、名前を「八朔ハッサク」と名付けて、その風味・栄養の良さから全国に広まっていった。百六十年前の日本人の健康栄養の一助となっていきました。
(ー 浄土寺八朔寺より ー)
八朔の今。形を変えて世界へHassaku
今では八朔は因島を代表する果物。年が明けて春の日差しになる頃、八朔はとっても美味しく実ります。
外の皮を剥いて、中の実をおおっている薄皮を剥いて現れるみずみずしい八朔の果実。
ほのかな苦味がこれまたなんとも言えません。
その八朔を丸ごと食べ尽くすHassakuの八朔ピール。
八朔の皮の苦味と爽やかさをほのかに残し、食べやすいように工夫しました。
お茶請けにはもちろん、ワインやウイスキーなどにもあうHassakuをどうぞお召し上がりください。